子供が産まれると、生活は一変しますよね。
夫婦2人で過ごしてきた時とは違い、子供が第一優先の生活になります。
さらに、1歳児頃は目が離せない時期でもあり、夫が育児に協力的だったらなとため息をついているお母さんも少なくありません。
子供が生まれてから、お母さんも母親1年生として、どんどん成長していることでしょう。
あなたの生活が変わる一方で、男性は子供が産まれる前とさほど変わっていないケースも多いようです。
夫へのストレスが溜まり、大きな夫婦喧嘩が起こる前に、上手に育児分担をする必要があります。
夫に育児分担をお願いしたい時は、頼みたいことを具体的に伝えましょう。
そして、やってもらっている間は口出ししないことも大切です。
また、できる育児を夫に選んでもらうことも有効的です。
そうすることで、夫は「手伝ってあげる」という気持ちから
「2人で育児をしている」という気持ちに変わっていきます。
子供は2人で育てる、育児は分担が必要だということを感じてもらい、子供との時間を楽しんでくださいね!
夫に育児の協力はどこまで求める?
あなたは夫にどのくらい育児の協力を求めていますか?
育児は誰かの手助けも必要ですし、お母さんが1人で抱えるものでもありません。
仕事もしてもらっているし、頼むのは申し訳ないと我慢せず、しっかりと育児分担をする必要があります。
ずっと働き続けることができないように、育児にも休憩や息抜きの時間も必要ですよ。
ですが、うまく夫に育児を任せられないお母さんが多いのも現実です。
夫に頼んでも時間がかかるし、うまくやってくれない。
やり方の違いで喧嘩になってしまうこともありますよね。
その結果、
夫は「俺もちゃんとやっているのに…」
あなたは「私ばっかり育児している…」
とお互いにストレスが溜まってしまいます。
実際に世の中の夫婦はどのくらい育児分担をしているのか調べてみました。
共働き夫婦の場合は、お母さんが8割、お父さんが2割という声が多いようです。
専業主婦の場合は、
お母さんが9割、お父さん1割という声が多いようです。
実際にどのような育児を夫に任せているかみてみると、朝の子供の着替えや遊び相手、お風呂に入れるという育児が多くあげられていました。
確かにやってくれたら助かる育児ではありますが、最低限の育児と感じている人が多く、実際はもっと参加してほしいと考えています。
どの育児を夫にやってもらうか、どこまでお願いしていいものか、夫が家にいる時間や、得意なことから選ぶのも良いと思います。
例えば、夫の帰宅が遅く、夜は子供と過ごす時間がない場合は、朝の着替えやご飯を手伝ってもらい、子供と過ごす時間を増やしてあげるのもオススメです。
平日仕事で忙しそうな場合は、週末だけでも子供の面倒を見てもらい、お母さんの休憩する時間を確保するのも良いでしょう。
今まであまり育児に参加していない男性の場合は、いきなり育児量を増やしても、全てはこなせません。
少しずつできることを増やしてもらうようにしましょう。
育児で夫婦が上手に協力し合うためのヒント
育児を上手に協力し合うためには、いくつか気をつけるべき点があります。
これやって!あれやって!というだけでは、内容が伝わっていないことが多いです。
育児で喧嘩にならないためにも、お願いの仕方を少し工夫すると良いですよ。
1.頼みたいことを具体的に伝える
これはとても大切なことです。
頼んだのに、全然やってくれていないと感じる場合は、あたなが頼みたい内容が全て伝わっていないのかもしれません。
例えば「子供の着替えお願いね」と伝えた場合を考えてみましょう。
あなたは、
「今日はこれから散歩も行くから靴下も履かせて、帽子も被せないといけないな」
「出先で汚れるかもしれないから着替えも持たせなきゃ」
と準備できるかもしれません。
でも育児に不慣れな男性はそこまで頭が回らないものです。
着替えをお願いするだけではなく、
「散歩行くから、靴下履かせて帽子も被せてね」
「あと、汚れた時のために上下の着替えも準備お願いね」
など、具体的に伝えることが大切です。
2.やってもらうことには口出ししない
やり方が違ったり、遅かったりするとついつい口出ししたくなりますよね。
私も自分でお願いしていたことなのについ口出しをしてしまい、喧嘩になりかけたことが何度もあります。
逆の立場になって考えてみたら、途中で口出しされることはとても嫌なことですよね。
せっかく頑張っていたのに、やる気もなくしてしまいます。
最初の失敗は多めにみて、まずは「ありがとう」を伝えましょう。
直してほしいことがある場合には、後日同じことをやってもらう時にコツを教えてあげると良いと思います。
3.できる育児を選んでもらう
自分でできる育児を選んでもらうことで、上手に育児分担をすることができる場合もあります。
男性は育児に参加したいと思っていても、何をしていいかわからず、結局何もできないということも多いです。
夜お風呂に入れるのは夫の役割、朝に着替えをさせるのは夫の役割といったように、はじめから役割を決めることで自然と育児も分担できます。
役割に慣れてきて、余裕が出てきたら、できることを少しずつ増やしていくと良いですね。
「育児を手伝う」ではなく、「自分も参加している」という意識に変わると思います。
【まとめ】育児に夫が役にたたない!夫婦で上手に育児分担するためのコツ
夫は育児に協力してくれないと決めつける前に、頼み方や分担の仕方について見直してみてくださいね。
具体的な頼み方をすれば、男性も作業がしやすくなり、育児を継続することができるかもしれません。
育児の分担は解決するのがなかなか難しく、そのままにしてしまうお母さんもたくさんいます。
その結果、ストレスや疲れが溜まり、夫へ当たってしまうことも・・・。
そうならないために、あなたにもリラックスタイムが必要です。
上手に育児分担をして、お互いが前向きに育児に参加できるようになることが大切ですね。
2人で育児の時間を楽しんでください。