赤ちゃんがベビーバスを卒業したら、一緒にお風呂に入るようになります。
ワンオペ育児の場合は、入る前から上がった後のお世話を全て自分一人でやらなければなりません。
初めてのワンオペ育児をしている方は、お風呂の入り方のイメージが全く湧かないのではないでしょうか?
ワンオペ育児でのお風呂のコツは、大きく分けて3つあります。
- 自分が先にお風呂に入る
- 先に全ての準備を整えておく
- バスグッズを活用する
これの3つを押さえれば、2ヶ月でお風呂デビューをしても困ることなく赤ちゃんと一緒に入浴ができるようになりますよ!
ワンオペ育児のお風呂で自分が入る時のポイント
ワンオペ育児でのお風呂のコツ3つを踏まえて、2ヶ月の赤ちゃんと一緒にお風呂に入るときのポイントや流れをご紹介します!
自分が先にお風呂に入るのがベスト!
ワンオペ育児のお風呂では、先に自分が入って洗体を済ませておくほうが良いです。
赤ちゃんを先に洗ってしまうと、デメリットがたくさんあります。
- お母さんが自分の頭や体を洗っている間、赤ちゃんは体が濡れたまま待っていなければならず、湯冷めをしてしまう
- 自分が頭や体を洗っていると赤ちゃんに多少の水滴や泡が飛んでしまい、目や口に入るなどして危険
- 入浴時間が長くなるとまだ体力のない赤ちゃんには負担になり、とても疲れてしまう
特に赤ちゃんの入浴時間は10〜15分程度で済ませる必要があります。
女性の場合は、一人で入るときでもその時間で入るのは難しいですよね。
慣れない赤ちゃんとのお風呂となるとさらに慌ただしくなってしまいます。
このように、ワンオペ育児のお風呂ではいろいろな面で自分が先に入ってしまう方が良いことがわかると思います。
お風呂に入る流れ
自分がお風呂に入るときのポイントと、2ヶ月の赤ちゃんをお風呂に入れる流れをご紹介します!
1.上がってからの準備を整える
ベビーマットや座布団など、上がってから赤ちゃんを寝かせる場所を確保します。
そこに赤ちゃんの服を着やすいように広げ、おむつも置いておきます。
暑い時期以外は、湯冷め防止のためにベビー服の上に肌着を重ねて袖を通しておくと便利です。
その上にバスタオルを広げて敷いておき、お風呂上がりに赤ちゃんをすぐに包めるようにします。
保湿剤や綿棒など、赤ちゃんのケア用品も近くに用意しておきましょう。
また、ミルクを使った育児をしている方は、お風呂後の赤ちゃんの水分補給でミルクを与えるかと思います。
ミルクを作る段取りも整えておくと、お風呂から上がったあとスムーズにミルクを与えることができます。
母乳の方も、授乳ができる準備をしておいても良いですね。
お母さんが自分で使うバスタオル、バスローブ、ヘアターバン、下着やパジャマ類も近くに用意しておくのも忘れないようにしましょう。
2.お風呂で使うものを用意する
ベビーソープやガーゼタオル、湯温計、お風呂用ベビーチェアやマットなど、お風呂の中で使うものを用意します。
最適なお風呂の温度は、37~40℃程度です。
湯温計がない場合は大人には少しぬるめに感じられる程度を目安に調整しましょう。
3.赤ちゃんを待たせる準備
自分が先にお風呂に入っている間に赤ちゃんを待たせておく場所を整えます。
脱衣所などお風呂のすぐ近くにベビーマットや座布団、ハイローチェアなどに寝かせておきます。
先ほど準備した上がった後のバスタオルや服などに手が届かないように寝かせましょう。
スペースが狭い場合は、先ほど準備したものを近くによけて、赤ちゃんを安全に寝かせることを優先してください。
また、脱衣所は快適な温度ではないことが多いです。
夏は高温多湿に気をつけて換気をよくし、冬はブランケットなどで防寒対策をして待たせておきましょう。
4.自分が先に入って洗う
自分の頭、体、顔などを洗います。
ワンオペ育児の場合、心配でドアを開けたままにする人もいますが、赤ちゃんに水滴や泡が跳ねたり脱衣所が高温多湿になったりなどの危険もあるため、ドアは閉めて入りましょう。
事前に周囲を安全な状態にしておき、赤ちゃんの様子を時々確認するようにしてくださいね!
5.赤ちゃんを入れる
赤ちゃんの服やおむつを脱がせて浴室に連れて入ります。
このとき、タオルで包むか抱っこで赤ちゃんの胸元とお母さんの体を密着させてあげると赤ちゃんは安心します。
2ヶ月の赤ちゃんはまだ首がすわっていませんので、注意して支えてあげましょう。
ワンオペ育児の場合は、一時的に赤ちゃんを寝かせておけるお風呂マットや新生児から使える寝かせられるバスチェアがあると便利ですよ!
6.赤ちゃんと湯船に浸かる
湯船に入る前に、赤ちゃんのお尻などを軽く洗い、全身にお湯をかけて慣らしてあげましょう。
ゆっくりと湯船に入れ、3〜5分程お湯に浸かります。
お母さんの上に乗せて安定させてあげるようにしてください。
7.赤ちゃんの体を洗う
顔→頭→体の前面→体の裏面の順で手のひらかガーゼで優しく洗います。
沐浴のときと同じ要領でやればOK。
しわの部分は洗い残しやすいので丁寧に洗いましょう。
8.もう一度湯船に浸かる
赤ちゃんの様子を見つつ、のぼせていなければ湯冷め防止のためにもう一度湯船で体を温めます。
2〜3分程度暖まったら、シャワーで体をサッと流して上がります。
9.お風呂から上がる
すぐに赤ちゃんの全身をバスタオルで包み、その間に自分の体を手早く拭きます。
湯冷めをしてしまうので、バスローブを着るか、下着やパジャマなどの服を着ましょう。
吸水性のあるヘアターバンをかぶって髪から水滴が落ちるのを防ぐのもおすすめです。
10.赤ちゃんを拭いて服を着せる
赤ちゃんの体をしっかりと拭き、必要なケアをしてからおむつを履かせて服を着せましょう。
落ち着いたら水分補給をさせてあげてください。
ワンオペ育児のお風呂グッズでおすすめの3つはコレ!
2ヶ月でベビーバスを卒業した場合、まだ首がすわっていないため常に注意をして支えてあげる必要があります。
特に、ワンオペ育児の場合はお母さん一人で常に赤ちゃんを抱っこしながらお風呂に入れなければいけません。
なるべく負担を減らしていくためにお風呂グッズをどんどん活用していきましょう。
ワンオペ育児におすすめのバスグッズを厳選しました。
あなたに合ったお風呂グッズを見つける参考にしてみてください。
アップリカ(Aprica) バスチェアー 新生児から はじめてのお風呂から使えるバスチェア YE 91593
■この商品のおすすめポイント
- フルリクライニングなのでまだ首のすわっていない赤ちゃんを寝かせられる
- 新生児〜24ヶ月(2歳)頃まで長く使える
- フロントガード、やわらかマット付き
- やわらかマットは交換品も売っている(参考価格:1,650円)
- 赤ちゃんが遊べる「くるくるトイ」付き
- 背もたれなどを取り外して清潔を保てる
- 折りたためる
24ヶ月まで対象で、マットが傷んできても交換品が売っているので長く使えて便利です。
折りたたんで収納できる点や、パーツを取り外して洗えるところも評価が高いです!
安全面も考えられているので安心して使えます。
リッチェル Richell ひんやりしないおふろマットR 新生児~6カ月頃まで
■この商品のおすすめポイント
- レビューが高評価の人気商品
- 新生児〜6ヶ月頃まで使える
- 発泡スチロールのような材質で軽量
- カビが生えにくい
- 同シリーズのバスチェアもある
口コミを見ると6ヶ月以降でも使っている人もいるようですが、あまり長くは使えません。
それでもこちらの商品がとても便利という声はとても多いです。
赤ちゃんを寝かせたまま洗うこともできますし、絶妙な形が赤ちゃんにフィットして落ち着く子が多いですよ!
ピープル お風呂育児をサポート! ラッコハグ 対象年齢:0か月以上
■この商品のおすすめポイント
- 新生児〜24ヶ月(2歳)頃まで長く使える
- 赤ちゃんが泣かないイスの「Hugシリーズ」を展開しているピープルの製品で、「本当に泣かなかった」の声も
- 1ヶ月からはウォッシュバスシートとして、2ヶ月からはママ待ちサポートタブとして使える
- 1才頃からプレイタブ、2才頃までプチプールとして赤ちゃんのおもちゃにもなる
可愛らしいデザインの「ラッコハグ」は2ヶ月のワンオペ育児でも2wayで活用ができます。
この中で体を洗うこともできますし、中にお湯を入れれば湯冷めせずにお母さんのことを待っていることもできます!
軽いので壁にかけて干せますし、使わないときには空気を抜いて省スペースで収納ができます。
ゆくゆくは遊び道具にもなる便利グッズです!
まとめ
お風呂に入る前に準備を整えておき、自分が先に入ることで2ヶ月の赤ちゃんのワンオペ育児でもスムーズに入浴ができそうですね。
準備するものリストをまとめましたので、見ながら必要に応じた準備を整えてみてください。
入浴後のために準備するものリスト
- ベビーマットや座布団
- 赤ちゃんの肌着、服
- おむつ
- 保湿剤や綿棒などケア用品
- 赤ちゃんのバスタオル
- 自分のバスタオル
- バスローブ
- ヘアターバン
- 自分の下着やパジャマ類
- 上がった後のミルク・授乳の準備
浴室内に準備するものリスト
- ベビーソープ
- ガーゼタオル
- 湯温計
- お風呂用ベビーチェアやマット
また、お風呂グッズを活用することで、ワンオペ育児でも便利に赤ちゃんと一緒にお風呂に入ることができます。
ワンオペ育児でのお風呂はとても大変ですが、2ヶ月の今だけの可愛い仕草も見られます。
記事を参考にして、お風呂タイムをなるべく楽しめるように工夫してみてくださいね!