夏の風物詩ともいえる「そうめん」は、お中元ギフトとしても昔から人気です。
しかし、木箱入りのそうめんを初めて頂いた場合、開封後はどのように保存すれば良いのか分からず困ってしまうことがあると思います。
頂き物の木箱入りのそうめんは、たくさんの束が入っていることがほとんどなので、短期間でさっと食べきれるものではありません。
特に梅雨の季節はジメジメしていて室内の湿度が高いので、せっかく頂いたそうめんにダニがわいてしまうのではないかと心配になりますよね。
結論からいうと、そうめんは木箱に入れたままの保存で問題ありません。ただ、保存する場所に気をつける必要があるというだけです。
直射日光を避け、涼しく湿度の低い環境で保存することでそうめんを守ることができます。
もし、そのような環境がない場合には、冷蔵庫に保存するという方法もあるのでご安心ください。
この記事では、そうめんの木箱での保存方法の工夫の仕方を解説します。
そうめんの保存は木箱のままだとどうなる?簡単にできる工夫とは?
そうめんは頂き物の場合、木箱に入った状態であることがほとんどだと思います。
また、普段スーパーなどで購入する場合と比べて、たくさんの量が入っているので、木箱のままで保存しても大丈夫なのかな?と不安になってしまいます。
しかし、そうめんの保存は、木箱のままでも問題ありません。
そうめんは、保存中に外の空気を吸い込み、そして吐きだすのだそうです。
つまり、外のにおいも吸い込みやすいということになります。
そのため、直射日光に当たらない暗い場所で、できる限り涼しく湿度の低い環境で保存するようにしてください。木の戸棚や日差しが入らないラックなどに保管すると良いと思います。
また、近くに入浴剤や石鹸など香りがするものが近くにないことを確認して、そうめんににおいが移らないように気を付けましょう。
万が一、石鹸などのようなにおいがそうめんにしっかりと移ってしまった場合には、美味しく食べることが難しいと思われますので、食べない方が安全です。
そうめんを食べる前にはにおいを確認するようにしてくださいね。
また、木箱に入ったそうめんは、スーパーなどで購入できるビニール包装や紙箱に入ったものに比べて賞味期限が長くなっています。木箱入りのそうめんは、短くとも2年は保存できます。そして、手延べそうめんのような高級なそうめんの場合では、3年以上保存できるものが多いです。
木箱入りのそうめんは、保存状態に問題がなければ、長く味わうことができるのです。
そうめんの保存中に発生するダニを防ぐ方法
そうめんを食べる季節は、梅雨の季節~夏にかけての時期が一般的ですよね。
梅雨の季節は湿気が多く、家の中でダニやカビが発生しやすい時期です。
また、夏は気温が高く、虫が寄ってきやすい時期でもあります。せっかく頂いたそうめんにダニや虫が発生しないためには、ちょっとした工夫が必要です。
先程、木箱で保存する場合には、直射日光を避け、涼しく湿度の低い環境で保存すると良いと説明しました。しかし、都会やマンションで暮らしている場合、そんな環境は我が家にはない!というケースもあると思います。
そのような場合のダニ対策の方法としては、そうめんを冷蔵庫で保管することをおすすめします。
しかし、そうめんのような乾麺は、特質上においを吸い込みやすいため、そうめんのにおい対策もする必要があります。
そうめんを木箱から出し、ジップロックのようなジッパー付きの袋に入れて、空気をできる限り抜いた状態で保存するか、パスタケースのような密封容器に入れて保存しましょう。
そうすることで、ダニや虫の発生を防ぎながらにおいも防ぐことができます。
まとめ
お中元などでそうめんを初めて頂いた場合、木箱のまま保存しても良いのかと不安になることもあると思います。
この記事では、そうめんを木箱のまま保存しても問題がないということと、木箱での保存する際の工夫について、解説しました。
そうめんを木箱のまま保存する場合には、直射日光が当たらない場所で、かつ、湿度が低く涼しい環境で保存するようにしましょう。木の戸棚や日の当たらないラックなどで保存すると良いと思います。
そうめんなどの乾麺は、その特質上外の空気を吸い込むので、近くににおいが強いものがないことを必ず確認しましょう。
また、梅雨~夏にかけては湿度が高くダニやカビが発生しやすい時期です。
そんな時期のダニ対策として、木箱から出して、ジッパー付きの袋もしくはパスタケースのような密封容器に入れて保存することをおすすめします。
冷蔵庫は食べ物のにおいが詰まった空間でもありますので、きちんと密封してにおいも対策しましょう。
せっかく頂いた木箱入りのそうめんですので、におい・虫から守りながら、焦らず美味しい状態のまま食べきりたいものですね。ぜひ参考にしてみてください。