幼稚園年長の子供を持つママは、小学校入学に向けて、裁縫をする機会が増えてきますよね。
最近では防災意識が高まって、小学生は防災頭巾を備えるように言われています。
その防災頭巾を収納しておくために、防災頭巾カバーを用意するように言われることがあります。
幼児用の防災頭巾カバーを手作りする場合、作り方のイメージが沸かず、簡単に作れる方法はないかな？と思っているママもおられると思います。
防災頭巾カバーの作り方では、背もたれにかけるタイプや横入れタイプが一般的です。
もし、裁縫などが苦手な場合には、キルティング生地選びの際、プリントの向きがランダムで向きを気にしなくても良いものを選ぶのがおすすめですよ。
この記事では、幼児用防災頭巾カバーの背もたれにかけるタイプと横入れタイプの簡単な作り方を紹介します。
防災頭巾カバーの背もたれにかけるタイプの作り方。動画有り
まず、背もたれにかけるタイプの防災頭巾カバーの作り方を紹介します。動画もあるのでぜひ参考にしてください。
最近では、背もたれタイプのカバーを用意するように言われることが多いようです。
幼稚園や小学校のイスは背もたれ部分が固いので、とても良いアイデアですよね。
キルティング生地を選ぶと背中が当たる部分がより柔らかくなりますよ。
< 用意するもの >
- キルティング
- 持ち手用テープ
- マジックテープ
キルティング生地を裁断する
本体部分：50cm×80cm
フタにする部分：20cm×54cm
背もたれにする部分：25㎝×50cm
ジグザグミシンで布の端を処理する
本体部分：80cmを2辺
フタにする部分：20cmを2辺・50cmを1辺
背もたれにする部分：25cmを2辺
フタを作る
フタにする部分の生地の20cmの端2辺を裏面に向けて1.5cm折り曲げ、アイロンをあてます。そして、まち針で固定して、縫いつけてください。
同様の方法で、50cmの辺も1.5cm折って縫いましょう。
本体と背もたれ部分の上部を縫い付ける
本体部分の上部を表面から裏面に向かって3cm幅で3つ折りにして縫います。
背もたれ部分の上部は、1.5cm幅で、同様に3つ折りにして縫います。
パーツを縫い合わせる
本体部分の生地を一番下に、表向きにして広げます。
その上に、背もたれ部分を表向きにして重ね、ふたにする部分を裏向きにして重ねてください。(本体部分の短い辺に、背もたれ部分とふたにする部分の長い部分を重ねます。)
重ねる際には、それぞれ端から1.５cmの部分においてください。
3枚の生地を重ねたら、端から1.5cm幅の部分をミシンで縫います。
その後、フタをめくって、先程の縫い代を本体側に向けて織り込みます。
縫った箇所より0.5cm内側を縫って固定します。
本体の仕上げをする
本体を中表にむけて折り曲げ、両脇1.5cm幅で縫います。
表に返したら本体が出来上がります。
マジックテープを縫い付ける
マジックテープを長さ5cmほどに切り、本体とフタに2つずつ縫い付けましょう。
持ち手を縫い付ける
持ち手テープの両端2か所を5cm折り曲げ、本体とフタの間に置きます。
両端からそれぞれ10cmの位置に縫い付けましょう。
以上の流れで完成です。
防災頭巾カバーの背もたれにかけるタイプの作り方動画
防災頭巾カバー（背もたれタイプ）の作り方動画を見つけましたので、参考になると思います。
ぜひチェックしてみてください。
防災頭巾カバーの横入れタイプの作り方。動画有り
次に、横入れタイプの防災頭巾カバーの作り方を紹介します。記事下では動画も用意してます。
横入れタイプだと座布団にもできるので、この作り方でもキルティング生地を使用するのが柔らかくておすすめです。
平ゴムは、色付きのカラフルなものも売られています。色付きの平ゴムを選べば、平ゴムを生地で包んだりする必要もないので、簡単に作れますよ。
< 用意するもの >
- キルティング
- 平ゴム
- マジックテープ
キルティング生地を裁断する
キルティングを38cm×76cmに裁断します。
ジグザグミシンで布の端を処理する
先程のキルティング生地の4辺をジグザクミシンで縫います。
マジックテープをつける
生地を表面にして、38cmの辺の中心あたりにマジックテープをつけます。
袋の入り口部分を縫う
生地を裏面にして、76cmの辺の両端を2cｍ折り、縫いつけます。
袋の形に縫う
裏面の状態で76cmの辺を半分に折り、両縁の1cmほど内側を縫います。
平ゴムを本体に縫い付ける
袋の下の部分に防災頭巾カバーのマチを作り、マチの中に平ゴムを挟んで縫い付けます。
これで完成です。
幼児用防災頭巾カバーを手作りするまとめ
最近では防災意識が高まって、小学生は学校で防災頭巾を備えていることが多いようです。
その防災頭巾を収納しておくために、防災頭巾カバーを用意するように言われることもありますが、裁縫が得意ではないママにとっては、簡単なことではないですよね。
既製品を購入することもできますが、せっかくなら子供が好きなプリント生地のものを用意したいと思うママもおられると思います。
幼児用の防災頭巾カバーを手作りする場合、背もたれにかけるタイプ・横入れタイプが一般的です。
いずれも余分な手間を省けば、難しい作業ではありません。
裁縫などが苦手な場合には、キルティング生地選びの際、プリントの向きがランダムで向きを気にしなくても良いものを選んでみてください。
簡単な方法で、かわいい防災頭巾カバーを手作りしてみてくださいね。
どうしても手作りは面倒くさい！既製品を購入するなら下記を参考に。
